オンライン資格確認説明会を開催

令和5 年12月11日(月)14時00分より、全国柔道整復師統合協議会(共同代表:岸野雅方、田中威勢夫。会員施術所数15,149ヶ所)主催の「オンライン資格確認」説明会を開催いたしました

厚生労働省からは臨時国会開会中にも関わらず、厚生労働省保険局医療介護連携政策課保険データ企画室の中園和貴室長と、同保険局医療課医療経済専門官(併任)療養指導専門官の神谷政美様にお越しいただき、約1時間30分にわたりオンライン資格確認の説明を行っていただきました。

弊会からは、田中威勢夫共同代表、近藤昌之理事をはじめ、個人契約柔道整復師の請求代行団体だけでなく、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師の業界団体、そして、協定や契約を問わないレセコンベンダーなど42社61名の方にオンラインにてご参加いただきました。

中園室長からは、社会保障審議会医療保険部会の第25回柔道整復療養費検討専門委員会(令和5年9月22日)及び第26回柔道整復療養費検討専門委員会(令和5年10月26日)の資料を中心にご説明いただいた後、『施術所等向け総合ポータルサイト』の「オンライン資格確認(資格確認限定型)導入に向けた準備作業の手引きを元にご説明いただきました。

その後、事前に収集した質問事項「①端末のハード要件について」、「②ポータルサイトのアカウント登録について」、「③API連携について」、「④補助金について」、「⑤その他」にも中園室長からご回答をいただき、また、参加者からは限られた時間の中で多くの質問をいただき、オンライン資格確認への関心の高さが伺えました。

あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師の施術所においては、マイナ保険証によるオンライン資格確認が導入されることにより、保険証の資格喪失による返戻が減少することが予想され、それにより経営が改善することに繋がるため、大きな期待を寄せています。

厚生労働省の皆様には、今後も国民のために大変な御尽力を賜ることになりますが、私ども全国柔道整復師統合協議会は公益社団法人日本柔道整復師会や公益社団法人全国柔道整復学校協会等と連携して、全国すべての施術所におけるオンライン資格確認がスムーズに導入されるため、尽力してまいります。
皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

最後に、本日ご参加いただきました厚生労働省の中園和貴様、神谷政美様に心より厚く御礼申し上げます。